スランプ・空気量の確認から供試体作製まで|コンクリート品質管理の現場レポート
株式会社テクセルでは、建設現場における生コンクリートの品質確認に関わるフレッシュ試験を実施しました。今回の現場では、コンクリートの状態を確認する試験や試料の計量、圧縮強度試験に使用する供試体の作製作業を行っています。
フレッシュ試験とは?
フレッシュコンクリートとは、練り混ぜ後、まだ硬化していない状態のコンクリートです。打設時の施工性や品質を確認するため、現場で必要な試験を実施します。代表的な項目には、スランプ(軟らかさの指標)、空気量、温度などがあり、施工条件や管理基準に応じて確認します。
今回の作業内容
1. スランプ試験
生コンクリートをスランプコーンに詰めて引き上げ、試料の沈下量を測定します。コンクリートの軟らかさを数値で把握し、打設に適した状態かを確認するための基本的な試験です。
スランプ試験:試料をスランプコーンへ投入

スランプ測定の作業状況

2. 空気量試験
写真にあるエアメータを使用して、フレッシュコンクリートに含まれる空気量を確認します。空気量は施工性や硬化後の性能にも関係するため、品質管理上の重要な項目です。
空気量試験:エアメータによる測定

3. コンクリート温度測定
生コンクリートの温度を測定し、打設時の状態を確認しました。温度は施工性や硬化の進み方に関わるため、フレッシュコンクリートの品質管理における基本的な確認項目です。

4. 塩化物量の測定(カンタブ)
カンタブを使用して、生コンクリート中の塩化物量を確認しました。塩化物量は鉄筋の腐食リスクなどに関わるため、適切な品質管理において重要な確認項目です。

5. 単位水量試験
試料をふるい分け、電子はかりで計量し、加熱機器を用いた処理を行いました。写真から確認できる一連の作業を記録し、試験条件や測定結果は現場の管理資料として整理します。
試料のふるい分け・計量作業


6. 圧縮強度試験用の供試体作製
採取した生コンクリートを型枠に詰め、供試体を作製しました。供試体は適切な養生の後、材齢に応じた圧縮強度試験などに使用されます。フレッシュ時の確認と硬化後の強度確認を組み合わせることが、確かな品質管理につながります。
作製した供試体の状況

コンクリートの品質管理を、試験から配合提案まで支える
コンクリート工事では、材料や施工条件が変化する中で、一つひとつの確認を積み重ねることが重要です。テクセルでは、現場状況に応じた試験・調査に加え、求められる品質や施工条件を踏まえた生コンクリートの配合提案も行っています。試験による品質確認から配合に関するご相談まで、コンクリート工事の品質確保を幅広く支援してまいります。
生コンクリートのフレッシュ試験、配合提案、強度試験、コンクリート構造物の調査に関するご相談は、株式会社テクセルまでお問い合わせください。
株式会社テクセル
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